コマース・小売
自社の在庫が世界の市場でどこにいるか、昨日から何が動いたか、どの掲載が消えたかを毎朝測ります。
社内に無いもの
在庫は分かっています。仕入値も、掲載価格も、在庫日数も社内にあります。
無いのは、その在庫が「いま世界のどこで、いくらで売られているか」です。 そして、これを公開している人は誰もいません。
毎朝、届くもの
| 今朝の位置 | 自社の各商品が、各市場の相場のどこにいるか。税を揃えた上での差 |
| 昨日からの変化 | 何が上がり、何が下がり、何が新しく並んだか |
| 消えた掲載 | 一覧から消えることは、成約にもっとも近い公開信号です |
| 国ごとの差 | 同じ商品が、国によっていくら違うか |
| 競合の品揃え | 何を仕入れ、何を切ったか |
「昨日から何が動いたか」は、誰も保存していません。だから後から買うことはできません。測り始めた日からしか手に入りません。
判断が変わるところ
| 課題 | 何が起きるか |
|---|---|
| 値付けの根拠が無い | 商品ごとに、各市場の相場と自社価格の差が毎朝出ます。会議で守れる形で |
| 輸出すべき在庫が分からない | 差が大きく、かつ確度の高い帯だけを抽出します |
| 仕入れの判断が勘 | 相場の推移と、掲載が消えるまでの速さから需要を推定します |
| 値崩れに気づくのが遅い | 前日比で閾値を超えたものだけ通知します |
| モールごとに価格を変えたい | 各販売面の実勢を分けて取得します |
| 並行輸入が読めない | 海外の販売面での自社商品の出回りと価格が見えます |
間違えると、符号ごと変わります
税込と税抜を混ぜない。 消費税の無い市場と、10%が含まれた日本の掲載価格をそのまま引き算すると、どちらが安いかが逆に出ます。実際にある案件で「相手市場が12.9%安い」と出た数字は、正しくは4.3%で、一部の商品は相手市場のほうが高いという逆の結論でした。
付属品を商品として数えない。 ある案件では、6,350円の周辺アクセサリが本体として集計され、877倍の価格差を作りました。
型番の枝番を落とさない。 末尾1文字の違いで、価格の全く違う上位仕様と標準仕様が、同じ商品として混ざったことがあります。
一覧から1回消えただけで成約と数えない。 ある案件では9.3時間で188点が「売れた」と出ました。検索結果の並び順が変わっただけです。
この4つは全部、エラーを出しません。それらしい数字を作ります。 だから31項目の検査を通らなければレポートは生成されません。
使える商材
型番や品番があり、同じものが複数の販売面に並び、国や販路によって価格が違うもの。 新品でも中古でも同じです。
家電・カメラ・宝飾・楽器・自転車・工具・PC周辺機器・自動車部品・ホビー・ブランドアパレル・化粧品・サプリメント。
商材が変わっても、変わるのは情報源の一覧だけです。
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