コマース・小売
自社の価格と各市場の販売価格の差(税をそろえて)、昨日から動いた価格、消えた掲載を、販売者ごとに毎朝確かめます。
社内に無いもの
在庫は分かっています。仕入値も、掲載価格も、在庫日数も社内にあります。
無いのは、その在庫が「いま世界のどこで、いくらで売られているか」です。 そして、これを公開している人は誰もいません。
毎朝、届くもの
| 自社価格との差 | 自社の価格と、各市場の販売価格の差(税をそろえて) |
| 昨日からの変化 | 何が上がり、何が下がり、何が新しく並んだか |
| 消えた掲載 | 一覧から消えることは、成約にもっとも近い公開信号です |
| 国ごとの差 | 同じ商品が、国によっていくら違うか |
「昨日から何が動いたか」は、誰も保存していません。だから後から買うことはできません。測り始めた日からしか手に入りません。
判断が変わるところ
| 課題 | 何が起きるか |
|---|---|
| 値付けの根拠が無い | 商品ごとに、各市場の相場と自社価格の差が毎朝出ます。会議で守れる形で |
| 輸出すべき在庫が分からない | 差が大きく、かつ確度の高い帯だけを抽出します |
| 仕入れの判断が勘 | 相場の推移と、消えた掲載の記録を判断の材料に |
| 値崩れに気づくのが遅い | 前日比で閾値を超えたものだけ通知します |
| モールごとに価格を変えたい | 各販売面の実勢を分けて取得します |
| 並行輸入が読めない | 海外の販売面での自社商品の出回りと価格が見えます |
同じ条件で比べるための、4つの作法
税をそろえて比べる。 税込と税抜は取得の時点でそろえ、比較は税抜の列で行います。消費税の無い市場と、税込で表示する日本の掲載価格も、同じ基準で並びます。
付属品と本体を分ける。 周辺アクセサリは本体とは別に数え、本体の価格差に混ぜません。
型番の枝番まで見る。 末尾1文字の違いも別の商品として扱い、上位仕様と標準仕様を分けて比べます。
2回続けて不在を確かめる。 一覧から2回続けて見えなかったときに、消えた掲載として記録します。並び順が変わっただけの掲載は、消えたと数えません。
使える商材
型番や品番があり、同じものが複数の販売面に並び、国や販路によって価格が違うもの。 新品でも中古でも同じです。
家電・カメラ・宝飾・楽器・自転車・工具・PC周辺機器・自動車部品・ホビー・ブランドアパレル・化粧品・サプリメント。
商材が変わっても、変わるのは情報源の一覧だけです。
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